史上最高のチームを選ぶのは、違う時代のチーム同士を比較する必要があるため、常に困難がつきまといます。そもそもどうやって比較すれば良いのでしょうか?

最終的には、個人の好みによるものでしょうから、ここでは私たちの意見をご紹介します!

選考にあたっては、独自の基準を設けました。まず、最低1つは優勝トロフィーを獲得しており、観ていて楽しく魅力的で、なおかつ効率的なサッカーを展開したチームというのが条件です。また、一定のレベルにおいて他の競合チームよりも優勢であり、その強さを長い間に渡って維持できているかどうかも重視しました。

それでは、当サイトが選んだチームをご紹介します。

スペイン

スペインは常にトップレベルの実力を示してきたサッカー大国です。今回ご紹介するのは、他を全く寄せ付けない強さを誇っていた2007年から2012年にかけてのスペイン代表チームです。この5年間で、彼らはヨーロッパリーグを2回制し、さらにFIFAワールドカップでも優勝しました。35戦無敗を記録し、ワールドカップ予選も全勝で突破しました。

当時のスペイン代表の大半はバルセロナまたはレアル・マドリードの選手で構成され、ダビド・ビジャ、シャビ・アロンソ、イケル・カシージャス、アンドレス・イニエスタらを擁していました。

アヤックス


アヤックスは1965年から1973年まで、世界のサッカーを文字通り支配していました。ヨハン・クライフ、ヨハン・ニースケンス、アリー・ハーンらを中心に、オランダ国内リーグのエールディヴィジ6回、国内カップ戦4回、当時のUEFAチャンピオンズカップを3回制しました!これは素晴らしい偉業です。

アヤックスは各選手が複数のポジションをこなせるトータルフットボールというプレイスタイルを打ち出し、これが人気の戦術となりました。

バイエルン・ミュンヘン

今のバイエルンが、ドイツだけでなく世界的に他を最も圧倒しているチームの1つであることは誰もが知っています。今のチームを見ると、昔から常に強かったのではないかと思ってしまうところですが、1960年代の彼らは今とは程遠い存在でした。同じ地元の1860ミュンヘンにさえも勝てないチームだったのです。

しかし、フランツ・ベッケンバウアー、ゲルト・ミュラー、ゼップ・マイヤーの登場により、全てが変わりました。彼らはブンデスリーガとヨーロピアンカップを3年連続で制し、1967年にはUEFAカップウィナーズカップでも優勝しています。

レアル・マドリード

1960年代後半のレアル・マドリードは素晴らしいチームで、未だに彼らが史上最高のサッカーチームだと語る人もいます。

1955年から1960年にかけて、彼らは他を寄せ付けずヨーロピアンカップを5回連続で制しました。アルフレッド・ディ・ステファノやフェレンツ・プスカシュといった選手たちの全盛期は、文字通り止まるところを知らない存在でした。

また、彼らはサッカーにおける移籍を積極的に行うことで、サッカーに対する人々の見方を変えたことでも有名で、現在の移籍やスポンサーシップのあり方の基礎を作ったチームとも言えます。

まとめ

このリストは私たち独自の考察により抽出したものであるため、ご意見やご批評、あるいは推薦したいチームなどがあればぜひお寄せください。皆さんから頂いたご意見は、こちらで比較検討し、必要に応じてリストを更新させていただきます!またそうでなかった場合でも、皆さんのご意見を元に意見交換ができればと考えています。