NBAと聞くと、随分昔から存在しているかのように思えますが、その歴史はわずか74年なので、平均的なおじいさんと同じくらいの年齢ということになります。言い換えれば、これまでに優勝したチーム数は74しかないということです。そして、NBAは世界最高峰のアスリートとチームが揃うエリート社会です。

今回はそんな歴代チャンピオン74チームの中でも、トップ中のトップチームをご紹介します。

選考の際には、単なる勝利数だけではなく、その年のNBAでどれだけ圧倒的な存在だったかということも考慮しました。では早速見ていきましょう。

シカゴ・ブルズ

ブルズ無しにNBAのリストが完成したとは言えません。ブルズはマイケル・ジョーダンと共に、史上最も有名かつ愛されているNBAチームです。

特に、1995-96シーズンをご紹介しましょう。ご存知かもしれませんが、ジョーダンは引退して野球をプレイしていました。結果として前年1994-95シーズンのチームの成績は振るわず、ジョーダンはシーズン終了後に復帰を決意します。

そして翌シーズン、伝説的な活躍を果たしたマイケル・ジョーダンは、偉大さが意味するものを観衆に見せつけました。「エア・ジョーダン」率いるブルズは、72勝10敗という驚異的な記録を残したのです。

チームはプレーオフを順当に勝ち上がり、再びNBAタイトルを獲得しました。

ロサンゼルス・レイカーズ

ロサンゼルス・レイカーズといえば、1986-87シーズンです。1試合平均24得点、12.1アシストを記録したマジック・ジョンソンを筆頭に、平均20得点のジェームズ・ウォージー、依然としてキャリア初期の頃のような輝きを放つカリーム・アブドゥル・ジャバーらを擁するチームでした。

チームは65勝17敗でレギュラーシーズンを終え、NBAチャンピオンのタイトルを獲得しました。

ゴールデンステート・ウォリアーズ

今度は比較的最近となる、2016-17シーズンを見ていきましょう。

前シーズンはウォリアーズにとって惨憺たる結果に終わりましたが、ケビン・デュラントと契約を結んだことで注目が集まりました。このニュースは野火のごとくリーグ中で知れ渡り、誰もが強力なチームになると予想しました。

ステフェン・カリーが1試合平均25得点、クレイ・トンプソンも25得点、ケビン・デュラントが22得点を記録し、彼らはリーグで最も効率的に得点を獲得できるチームでした。

プレーオフに入ってからも彼らは他を圧倒し、ポートランド・トレイルブレイザーズとユタ・ジャズを4連勝で撃破しました。そのままサンアントニオ・スパーズとクリーブランド・キャバリアーズにも勝利したウォリアーズは、見事NBAチャンピオンに輝きました。

ボストン・セルティックス

1985-86シーズンはボストン・セルティックスにとって素晴らしいシーズンとなり、レギュラーシーズン67勝、そのうちホームゲームで40勝し、記録を塗り替えました。

チームの中心はあの名選手ラリー・バードで、彼の1試合平均26得点を筆頭に、マクヘイルが21得点、ロバート・パリッシュが16得点の活躍を見せました。

このチームは攻守共に隙がなく、どんなチームが相手でも危なげない試合運びを見せてくれました。

まとめ

こうして見てみると、時代ごとにリーグのレベルも異なるため、史上最高のチームについて語るのは容易ではありませんが、当サイトが考察した結果をご紹介しました。

自分にとって史上最高のチームはこれだ、という意見がおありの方は、ぜひコメント欄にご意見をお寄せください。