世界にはそうでない国も多数ありますが、日本の野球人気は衰えることがありません。球場には大観衆が詰めかけ、過去に味わったことのない雰囲気を体験することができます。

NPB(日本プロ野球)もフォローしていなければ、野球ファンでもないという方は、まずいくつかのチームをチェックして、彼らの成功、そして人気の理由を感じとってみてはいかがでしょうか。

読売ジャイアンツ

巨人の愛称で知られる読売ジャイアンツは、東京、そして日本全体でトップクラスの野球チームです。本拠地は、ドーム球場としては世界最大級の屋内施設である東京ドームです。

野球の世界に足を踏み入れることを皆さんにおすすめする理由のひとつが、この東京ドームです。野球に特別な興味を感じないという人であれば、東京ドーム周辺のアミューズメントパークや店舗を訪れてみるのも良いですし、プラネタリウムや温泉リゾートも併設されています。

東京ヤクルトスワローズ

東京ヤクルトスワローズは「愛嬌のある負け犬」です。トップクラスのチームではありませんし、優勝も滅多にできませんが、彼らにはハートがあります。チームを愛するファンのために全力を尽くす姿勢や、対戦模様にそれが表れています。

チームの本拠地は明治神宮野球場です。巨人の本拠地である全天候型の東京ドームほど大きくはありませんが、最も歴史ある野球場の1つで、ベーブ・ルースやジョー・ディマジオといった伝説的なプレイヤーたちもここでプレイしたことがあります。

球場が屋外で屋根がないにも関わらず、全国各地からファンが応援にかけつけます。そしてファンたちは常に傘を持参しており、ヤクルトが得点するたびに披露される「傘ダンス」が恒例となっています。

阪神タイガース

名前が示すとおり、阪神ファンはワイルドさにおいて群を抜いています!阪神の人気は非常に幅広く、特に若い世代に人気があるため、ホームでの試合は必ず記憶に残るものになるでしょう。

阪神タイガースは読売ジャイアンツと長年のライバルなので、活気に満ちたエキサイティングな試合を観たいなら、この2チームの試合は外せません。

広島東洋カープ

広島はNPBの中で最も新しい野球チームで、2009年にMazda Zoom-Zoom スタジアム広島として生まれ変わった広島市民球場を本拠地としています。

ファンの熱気は阪神ほどではありませんが、地元ファンから愛されており、ファンは毎試合球場に足を運んで熱心にチームを応援しています。応援の振り付けが各種用意されており、アメリカの野球の雰囲気に近いのが特徴です。

高知ファイティングドッグス

高知ファイティングドッグスはNPBに所属するチームではありませんが、伝説のドミニカ系アメリカ人選手、マニー・ラミレスが所属していたためこのリストに含めました。ラミレスは、同世代最高の右打者の1人とされる選手です。

興味深いことに、ラミレスは、チームメイトとのトレーニングすらも行なわないそうです。彼の仕事は試合の日にやってきて、ただ無心でホームランをかっ飛ばすことだけなのです!

まとめ

先程もご紹介しましたが、もし野球に興味がない方でも、観客と一緒になってチームを応援する雰囲気を体験し、伝説的な野球選手のプレーを見るためだけでも球場に足を運んでみてはいかがでしょうか。もしくは試合を見ずに、周辺のプラネタリウムやアミューズメントパークを楽しむのもよいでしょう。

ご家族と一緒なら、思い出に残る体験ができるに違いありません!